パーティーバッグ「ねん金綴錦 ギリシャ葡萄文」

ねん金の「ねん」は、糸偏に念。真綿の糸に金箔を巻きつけて作る金糸の一種で、微妙な乱反射による深みのある立体的な表情が魅力的な、西陣高級綴れ織の技法のひとつです。
この「ねん金綴錦」は、明時代の中国から渡ってきた裂（きれ）を元に約300年の時を超えて研究・復元され、更に独自に改良を加えられた、他に類を見ない独特のしなやかさと輝きを持った名品です。
そのざっくりとした立体感の美しい生地を活かし、和装・洋装にお持ちいただけるファッショナブルなフォーマルバッグを仕立てました。悠久の時代の流れにも思いを馳せつつお持ちいただきたい、大変貴重なバッグです。

携帯電話やお財布、小さめのお化粧ポーチ、金封など、必要なものがきちんと入る容量、 ちょうど肩にも掛けられる程よい長さのしなやかな持ち手や、大きく開くバッグ口など、使いやすさにもこだわりました。
柔らかな丸みのあるシルットは、持つ人を華奢に見せてくれる、うれしい効果もあります。 井澤屋おすすめの逸品です。