金唐革 二つ折り財布「みのり」深緑

重厚な文様と色彩がドラマティックな印象の、金唐革の二つ折り財布です。内面には革本来の風合いを活かしたヌメ革が使用され、使い込むほどに味わいを増す経年変化（エイジング）をお楽しみいただけます。収納にも工夫のされた芸術性と実用性を兼ね備えた逸品。ロココ調の唐草文がトリミングされた男性にもお持ちいただきやすいデザインです。

■ 金唐革 ～CUOI D'ORO～（クオイ・ドーロ／黄金の革）とは
イタリア・ルネサンス期からロココ時代の終わり頃まで、約300年間のみに作られたヨーロッパの皮革芸術品。 主に宮殿や寺院、庁舎などの壁面装飾に使われていましたが、時代の変化とともにその技術は失われ「幻の皮革芸術」と呼ばれてきました。日本では明治から大正にかけて、舶来物の小さな切片を袋物などに仕立てることが大流行、金唐革と呼ばれ、それを模した金唐紙という新しい工芸技術までもが生まれました。そして時を経た現在、金唐革の古い切片を科学的に分析することで当時の技術を復元し、制作されたのがこの金唐革シリーズです。​