井澤屋のガーゼ生地

井澤屋のガーゼ商品は、シリーズによって5種類のガーゼ生地を使い分けています。
いずれも通気性・吸湿性に富み、乾きやすい上質な生地ですが、肌 ざわりや厚み・素材・価格等に特徴がございます。

* 縮みの原因になりますので、乾燥機の使用はお避けください。
* 衣料品につきましては、お洗濯の際はなるべく洗濯ネット等にお入れください。

平織ガーゼ

すっきりとした表情と、荷物にしてもかさばらない薄さ、お洗濯の際の乾きやすさが魅力の、定番の二重ガーゼ生地。ふきんやハンカチなどの日常使いの小物に最適です。
お洗濯を繰 り返しても、比較的きりりとした表情を保ちます。

ジャカード織ガーゼ

ふんわりとした凹凸のある二重ガーゼ生地。お洗濯を繰り返すごとに、立体的な織目がたっぷりと空気を含んで蒸れにくく、いっそう優しい肌触りと、軽い着心地・使い心地をお楽しみいただけます。
使い込んでもタオル地のようにごわつかないので、赤ちゃんやお肌の敏感な方にもおすすめです。

おぼろタオル

表は平織ガーゼ、裏はパイルで、2種類の肌触りをお楽しみいただけます。ガーゼだけよりボリュームがあり、通常のタオル地よりも軽やかで乾きやすいのが特徴。程よい厚みのため、手拭き用のタオルやスポーツタオルに最適です。

京和晒綿紗 多重ガーゼ

井澤屋と大東寝具さんのコラボレーションで生まれた最高級のガーゼ、「京和晒綿紗 ガーゼシリーズ」です。 昔ながらの手法で手間ひまを惜しまず作られたガーゼは、使うほどに柔らかく、空気を含んでふわふわのやさしい肌ざわり。 生まれたての赤ちゃんから大人まで、素肌に「空気をまとう」やさしさをどうぞ。

■和晒製法(わざらしせいほう)

晒(さらし)とは、綿布を織ったあと、不純物や色素などを除去する工程です。現代の自動精錬機ならわずか40分ほどで仕上げてしまうこの工程を、和晒製法では日本に数台しかない希少な和晒窯を用いて4日間をかけて綿独特のにおいや糸を紡いだ時に出る油分、繊維の奥にある不純物までをしっかりと取り除きます。 それを天然水で洗い流して脱水し、生地の幅や布目を整えて天然の沖縄産澱粉糊で仕上げていきます。 この製法ですと繊維の一本一本にストレスをかけないため、繊維の断面がほぼ真円に近く保たれます。そのためより立体的な空気層ができ、吸水性や速乾性に優れた、ふんわりとソフトな風合いが生まれるのです。

■縫製の工夫

一般的な多重ガーゼは、織り上がりの段階で生地に留め(とめ)を施すことにより、初めから多重ガーゼの生地として仕上げられます。 しかし京和晒綿紗は一枚一枚の独立した生地を目的に合わせた枚数で重ね、縫製の段階で多重ガーゼとして仕上げられています。このひと手間が空気の層を増やし、保温性・通気性により一層優れた、やさしい着心地の製品を生む秘訣となるのです。

京和晒製法 写真

多重ガーゼの仕立て 写真

オーガニックガーゼタオル

オーガニックコットン(無農薬有機栽培綿)で織り上げた、表面がガーゼで裏面がパイルの柔らかなガーゼタオル生地。
赤ちゃんはもちろん、敏感肌にお悩みの大人の方にも、ぜひお試しいただきたい、やさしい使い心地です。
お色は生成りとブラウンの2色展開、いずれも綿花そのものの自然の色です。
風合いを活かしたナチュラルな刺繍で、井澤屋らしさを添えました。

■オーガニックコットンとは

オーガニックコットン(無農薬有機栽培綿)とは、有機農法により栽培され、化学処理なしに加工され、そしてそれが特定の公的機関により認証された 綿のことです。井澤屋のオーガニックコットンシリーズは、「カリフォルニア有機農審査農業団体/有機栽培促進協会/テキサス農務局 /スカル有機 生産物検査証明機関」のいずれかの機関により認定されたオーガニックコットンを使用しています。

■糸について

縫製には、生地と同じくオーガニックコットンの糸を使用しました。また絵刺繍には綿100%の刺繍糸を、ロゴ刺繍にはヨーロッパ環境賞受賞のレシチング社製のモダール(レーヨン)100%の刺繍糸を使っています。

■お使いになる前に

化学処理をほどこしていないオーガニックコットンには、植物本来の油分が残っています。そのため使い始めの吸水は良くありませんが、何度かお洗濯 いただくうちにコットン本来のふっくらしたやわらかさが現れ、一般的なコットンに比べてとても長持ちいたします。お使いになる前に1、2回、 40℃位までのお湯でお洗濯をしていただきますようお願いいたします。
また、合成洗剤や柔軟材を使われますと、オーガニックコットンならではの自 然な柔らかさが損なわれる場合がございますので、お洗濯には液体石鹸をおすすめいたします

オーガニックガーゼタオル 写真
オーガニックガーゼタオル 写真
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